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新型コロナウィルス肺炎のまん延に思うこと

 中国の武漢を発生地として、動物から人へ、そして人から人へと感染している新型コロナウィルスによる肺炎は現在(2月17日)も世界中に拡散している状態です。
 現代は世界中の人々の行き来が激しいので、このような感染症が短期間のうちに世界に広がるのは不思議でもなんでもありません。今の世の中はグローバル化しているのですから・・・。
 この感染症の影響は医療機関だけにとどまらず、旅行業界や観光業界だけでなく、中国が自動車や機械類の部品、衣料や雑貨などを作っている関係で、その供給がストップし、日本だけでなく世界経済に悪影響をもたらしているのです。
 つまり世界の国々(人々)は皆つながっているわけで、今回の新型感染症の騒動は、この現実を私たちに思い知らせてくれたのです。
 だから、どこかの国の大統領のように「自国第一主義」をかかげ、さまざまな交渉において、相手国とWIN-WINの関係を築こうとするのではなく、相手国の犠牲の上に強権的に自国を有利にもってこうとする態度は、現代のグローバル世界には全くそぐわないのです。
 このような態度は100年前は通用したかも知れませんが、今は世界の非常識な考え方となっているのです。
 現代は、すべての国、人々が地球という惑星に住んでいる家族とみなさなくてはなりません。地球温暖化は、このまま進めば、海面上昇で消える島国が出現するだけでなく、何十年に1度と言われた大災害が毎年のように起こる現実は、海水温度の上昇がもたらしていると言われているのです。
 国と国とが争っている場合ではないのです。皆が一つの目標に向かってまとまらなければ、地球そのものがおかしくなってしまう。今回の新型肺炎の騒動は、この教訓を私たちに知らせてくれたのではないでしょうか。
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これも時の流れかーーー日本レコード大賞に思う

 毎年年末になると、日本レコード大賞とか新人賞が発表されて、日本の音楽界の最大の祭典が催されます。私も昔(若い頃)は少なからず興味があり、今年の大賞曲は何だろうと関心を持っていました。
 ところが近年は全くと言っていいほど関心がありません。というのも、昨年(2019年)の日本レコード大賞は、FOORINのパプリカで、最優秀新人賞に輝いたのは、BEYOOOOONDSだというのです。
 え!何それ? 名前を聞いたこともないし、たぶん曲も聞いたことがない。だいたいこのグループは何て読むの?
 こんな調子じゃ関心がなくなるのも無理ないですよね。う~ん、それにしてもこの歳になると、何か世の中から置いてけぼりにされているようで寂しい気がします。自分の知らないところで、重要なことが決まっているような気がして・・・。

世の中はいびつな形で進歩している

 世の中(世界や社会、人生)には色々な側面があります。近年の世の中の流れ(進歩の度合い)を見ていますと、とてもいびつな形になっているように感じています。
 急激な進歩を遂げているのはテクノロジーの世界です。特にAI(ロボット)の技術向上は目覚ましく、スマホやパソコン等の情報機器に搭載されることで、ますます生活は便利になっていくでしょう。
 この傾向は製造業だけでなく、医療や教育、物流など様々な面で社会を変えること間違いありません。例えば自動車の運転を例に考えてみましょう。わずか10年前には、自動車が自動で街中を走るなど考えてもみませんでした。でもそれは現実化しています。
GPSと組めば、何もしなくても車がかってに目的地まで私たちを運んでくれるでしょう。そうなれば高齢者の危険運転の問題も解決しますし、そもそも運転免許などいらなくなるでしょう。世の中は便利になるというか、その急な変化にはついていきそうもありません。
 これは進歩している面ですが、遅々として何十年、何百年も変わらない面もあります。それは私たちにとって一番身近なことーー死についてです。誰でもいつかは必ず死にます。でも、死がどういうものなのか、死後の世界はあるのかないのか、はっきりしたことは分からないではないですか。生きていく上でとても大切なことなのに・・・。
 
 

世の中は良くなっているのか、悪くなっているのか?

 日本ばかりでなく最近の世界の情勢を見てみると、何か世の中は悪い方向に向かっているように感じてしまいます。テロをはじめ殺人事件も多い。自然災害も多発しているように感じます。
 地球温暖化の影響で海水温が上昇すると台風の勢力も増してきます。何十年に1度の災害などと言われますが、このような大災害も毎年のように起こってもおかしくない状況です。
 新聞やテレビ、ネットなどのメディアも悲惨な事件や事故、災害を報じることが多いので、多くの人は世の中が悪い方に向かっているように感じてしまうのは仕方のないことでしょう。

 しかし何事においてもそうですが、事実を客観的に冷静に見ることは大切なことです。
 最近、「ファクトフルネス」(ハンス・ロスリング著)を読んで、このことを改めて感じました。世の中は本当に悪い方に向かっているのでしょうか?
 国連などの統計資料によりますと、例えば乳幼児の死亡率(5歳までに亡くなる子供の割合)は1800年ころは44%だったのに対し、現在ではわずか4%に減っています。災害による年間の死亡者数も、1930年代は約97万人だったのが、現在では約7万人に減っているそうです。
 その他、減り続けている悪い事は、飛行機事故の死者数や大気汚染、飢餓、極度の貧困、児童労働、オゾン層の破壊、有鉛ガソリン、石油流出事故、HIV感染など多岐にわたります。
 逆に良くなっている事は、女性の参政権や識字率、女子教育、小児がんの生存率、農作物の収穫量、電気の利用、安全な飲料水など、これも多岐にわたります。

 さて、これらの事実を踏まえた上で、私は世の中はすべて良くなっている、万々歳と言う風には思っていません。地球が温暖化しているのは事実だし、このまま温暖化が進めば各地に大きな被害をもたらすでしょう。
 アメリカやヨーロッパにおける人々の分断傾向も気になります。難民への迫害や人種的偏見は以前より増しているように感じます。良くなっているもの、悪くなっているものを客観的に見つめ、冷静な判断を下していくことが何よりも大切なのではないでしょうか。

もし未来が分かっていたら・・・不安は解消されるが

 私たちの悩みの多くは不安感と結びついています。将来が見通せないから不安にかられるわけです。そこから悩みが発生します。
 いくつか例を挙げてみましょう。たとえばあなたにがんが見つかったとします。もう末期に近いがんで、すぐ手術しなければ助からない、と医者から言われたとします。もしかしたら、これで人生も終わりかもしれないーーーあなたは不安にかられ悩みます。
 でも、もし未来が分かっていたらどうでしょう。たとえばあと30年は生きられると分かったら、少なくともこのがんで死ぬことはありません。不安は解消され、あなたは落ち着きを取り戻すでしょう。
 逆にあと半年の命と分かったら、やはり不安は解消されるはずです。なぜなら諦めるしかないのですから。そして死の準備をするでしょうし、残りの人生を有意義なものにするために、好きな旅行を贅沢にするかもしれません。
 このように未来が分かれば、不安は解消するでしょう。しかしそれは人生の本当の喜びを味わうことに繋がるでしょうか。努力とか夢とか、そのようなものは価値を持たなくなるでしょう。やはり未来が分からないから不安や悩みもある。でもだから人生は面白いと言えるのではないでしょうか。